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本当にあった転職失敗あるある

本当は怖い転職活動…!?転職失敗事例あるある

fulltime転職動機について「最後にもう一花咲かせたいから」と、多くの50代・60代の求職者の方が仰います。 しかし、急いては事を仕損じるという故事通り、転職に失敗してしまった方もいます。 今回は、よくある失敗要因をご紹介します。転職活動を成功へ導くために、是非ご覧ください。

1. 職場環境が思ったよりひどい状況

財務体質が悪かった、離職率が高かった、残業が多かった、雑然とした環境だった等、管理部門の要職としては業務に支障がある状態が、入社して初めて明らかになることがあります。これらの原因の多くは、面接で遠慮して質問を控えてしまったために本人が入社まで知らなかった、というケースです。選考を通じて何が課題なのか、原因は何か、解決策は何かといったことを出来るだけ具体的に把握することが肝要です。

2. 職務が変わり、予想外の負担が増えてしまった…

上記と同様、業務範囲や業務ボリュームを事前に把握することも大切です。特に異業種では慣れない仕事で残業が多くなり、心身に負担がかかるケースも見受けられます。取り扱う件数や金額、スタッフの人数や能力など、実際に業務に取り組んだ時のイメージができるように正確な数字をリサーチしておきましょう。

3. 年収が前職より低くなってしまった!結果、生活が苦しい…

転職した初年度は、査定期間外が含まれるため賞与が通常より出ません。さらに、前年度年収を基にした納税があり、生活水準が変わってしまうこともあります。特に早期退職や会社都合で先に退職した場合、焦って「どこでもいいや!」と転職を決めてしまった結果、ローンや今後の生活費が追い付かず、結局また転職活動をする…、というケースがあるのも事実です。大切な収支は、予めしっかり試算しておくことをお勧めします。

4. 採用の決め手になった人が退職してしまい、モチベーションが低下

転職先を決めた理由に、「この人と一緒に働きたい」という魅力的な人がいた場合の失敗事例です。その魅力が1人であったり少数にとどまっていたりする場合は、早々にその方が退職してしまった場合、働く意欲が削がれることにもなりかねません。転職の決め手は1つではなく、様々な要素を見極めましょう。

5. 社長の考え方が合わない

経営者も人間ですから、様々な側面があり、1時間前後の面接では普段の姿が見えないこともあります。そのため、入社してから「こんな人だったなんて」と幻滅してしまうケースもしばしば起こり得ます。どのようなビジョンの下で働くかは、経営に近い管理部門の要職にとって大切なポイントです。転職活動中は、ご自身が社長や企業を選ぶつもりでご判断いただけたらと思います。

まとめ

転職失敗事例には、大きく3つのパターンがあります。事前に把握できていなかったパターン(1,2)、焦って決めたパターン(3)、環境が変わるパターン(4,5)、の3つです。 50代以上の転職活動では、これまでのご経験を活かして選考ではあらゆる角度から細かい質問を重ね、応募した企業がどのような会社なのか見極めていただけたらと思います。必要であれば、企業担当者やキャリアアドバイザーにご相談いただければ、ご不明点などを企業側に質問することも可能です。 皆様の職業人生の集大成になるような転職が実現できるよう、応援しております。

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