50代からのキャリア形成
50代からのキャリア形成
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大企業ではなく中小規模の成長企業への転職
60代まで長く働いて会社に貢献したいという方には、中小企業への転職をおすすめします。
一般的に大手企業の方が中小企業に比べ再雇用制度などがあり、長く就業出来る環境が整っていると思われがちです。大規模組織では組織の若返りを目的に、役職定年の年齢をより低く設定する動きもあり、再雇用に切り替わった後に年収が半分以下…といったデメリットになり得る可能性があります。
一方で、中小企業では実務スキル、後輩育成の経験がある方であれば年齢は関係なく、長く正社員として活躍出来る傾向にあります。定年がなくマネージャーや部長として活躍出来るケースも少なくありません。
管理職にこだわらない働き方
キャリアを見据える上で、必ずしも管理職ポジションだけが選択肢ではありません。 実務スキルよりもマネジメント能力が求められる大企業の求人は、転職市場では非常に少なく、中小企業の求人が大半です。 中小企業では、よりプレイングマネージャーとしての実務スキルも求められるため、管理職というより実務責任者というポジションは少なくありません。職位と年収の関係性もゼロではありませんが、管理職に拘らずプロフェッショナルとして専門知識・経験を活かせるポジションへと視野を広げると、より転職の可能性も広がります。
まとめ
日本では晩婚化が進み、老後資金のことも考えると、50代・60代まで長く働くことを望む人は年々増えています。終身雇用という日本特有の雇用制度も崩壊し、今まで培ってきた知見・経験をどのように活かすかが問われる時代となりました。転職市場においても、そういった波から50代以上の人材採用は増加傾向にあります。 実務スキルやプレイヤー精神の必要性といった市場の需要を理解し、今後のキャリア形成にご参考にして頂けますと幸いです。
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